足場板でウッドデッキをDIY ちょっとした木工作業や塗装、スプレー作業に便利な屋外の作業場所がほしかったので、1.4m×1.2mの小さめのウッドデッキを自作しました。丈夫な足場板を使っているので、木工作業でドンドンやって傷がついても問題なし。女子2人でも1日で作れる簡単作業です。
ウッドデッキの高さは、出入りする窓とあまり高低差がない方が出入りしやすいです。あまり高低差が出ないように仕上がりの高さを決めて、それにあわせて束柱の長さや基礎の高さを設計しました。
材料は丸ノコでザクザクいきます。手のこでも切れますが、足場板は硬くて厚みもあるので、丸ノコがおすすめ。足場板の代わりにカフェ板などの厚みのある杉板を使う場合は、購入する時にホームセンターでカットしてもらうと作業量が大幅に減るのでおすすめです。
材料は全部、柿渋で塗装します。2回塗りしました。柿渋は木の質感をそのままに、防腐・防虫に効果があるし、体にも自然にもやさしい塗料なので安心。足場板は塗料をやたら吸うので、2リットルくらい必要ですが、足場板を使わない場合は500mlのもので足ります。
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※デッキ部分(足場板のところ)は、撥水(防水)機能のある塗料を使用しないと、雨が降ったあとにいつまでもデッキが乾かないので、あとから塗料を上塗りすることにしました。
今回の基礎は、礎石に束柱を置くだけ(固定しない)の礎石基礎です。
地面をスコップでならした後、砂利を敷いて束石(ピンコロ)を置いていきます。砂利は高さ調整のために使うので、束石の下に入れる分だけを使いました。我が家の地面は比較的しっかりと固かったので、モルタルは敷かずにそのまま砂利敷きしましたが、地面が柔らかい場合は、少し掘って埋め込んで、モルタルで固める必要があります。
地面をしっかりと突き固めた上に砂利を敷いて、その上にピンコロを置きます。ピンコロをグリグリと動かして、じゃりの上にしっかりと置きます。水平器を使って石が水平に置かれているか確認します。←ここ大事。
9個すべての束石を置いたら、その上に板を置き、水平器を使って束石の高さを合わせます。この作業が、一番時間がかかった・・・。
束柱を束石の上に乗せて、位置を確認し、3本の束柱を2枚の杉板で挟んで木ねじで固定します。水平器を使って、水平になるようにします。束柱の長さが違ったりしても、ここで高さが調整できます。
その上に野地板を乗せて、これも木ネジで固定します。ちなみに、水平器はそこそこのお値段のものを使うのをお勧めします。安いの買うと、ちゃんと水平が出なかったりします・・・。
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ビス留めします。足場板でも合板タイプのものは、とても硬くて頑丈なので、インパクトを使ってもなかなかビスが入っていきませんが、ググッと押さえてねじこめばOK。
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暗くなっても作業ができるように、屋外用のライトを設置しました。常灯でも人感センサーライトとしても使えるタイプのもので、ソーラー発電タイプを購入しました。ソーラータイプは便利だけれど、長時間使うと電気が切れてしまったりするので、ソーラーと乾電池の併用タイプのライトにすれば良かったなーと後悔・・・。
ま、そのうち買い換えるか・・・。いよいよキッチンのリノベーションをはじめます。つづく